本 - 業界研究最新銀行業界の動向とカラクリがよ~くわかる本

目次

第1章 銀行業界の現状

1-1 日本再興戦略で金融は活性化するか
1-2 いまだ途上、銀行の震災復興支援
1-3 「みずほトラブル」今度は反社問題
1-4 増加するネットバンキング犯罪
1-5 NISAで手数料収入稼ぐ
1-6 金融庁の監督・検査の基本は「好循環」
1-7 「銀証信」 三位一体経営目指すメガバンク
1-8 二〇二〇年五輪に向けての金融国策
1-9 信託銀行は二強時代
1-10 連携花盛り…地方銀行
1-11 「合併・再編」最終章はいつ?…第二地銀
1-12 中小金融機関最後の砦…信用金庫
1-13 政権交代で変貌する日本郵政グループ
1-14 三年で預貸金倍増「新たな形態の銀行」
1-15 米国の金融規制が世界に波及
1-16 装置産業の宿命 銀行システム
1-17 地域金融機関で主流のシステム共同化
コラム 生活者目線の震災復興金融

第2章 銀行業界の仕組みと仕事

2-1 ヒエラルキーに基づいた日本の金融制度
2-2 資本充実求める新BIS規制
2-3 お金を融通する担い手(銀行の仕事)
2-4 銀行の三大業務(預金、融資、為替)
2-5 フィービジネスは第四の業務
2-6 それでも融資は銀行の重責
2-7 リテール戦略に合わせた銀行店舗
2-8 再編の受け皿になる金融持株会社
2-9 終わらない再編統合
2-10 ホールセールとリテール
2-11 金融円滑化…返済猶予と条件変更
2-12 商品販売トラブルで問われる説明義務
2-13 銀行の視覚障がい者対策
2-14 銀行で認知症サポーター増える
2-15 「コンプライアンス」の鐘が鳴る
コラム 顧客選別と利便性

第3章 銀行業界で必要な法律知識

3-1 銀行法…金融環境の変化に即応
3-2 信託業法…財管業務を大幅緩和
3-3 預金保険法…保険料率引き下げの声強まる
3-4 金融機能強化法…金融不安と震災復興で改正
3-5 金融商品販売法…リスク商品から消費者を守る
3-6 「未完の大法」金融商品取引法…違反やまず
3-7 振り込め詐欺救済法…ネットワークの陥穽
3-8 預金者保護法…カード被害は銀行が弁償
3-9 犯罪収益移転防止法…疑わしき取引
3-10 個人情報保護法…プライバシー保護の厳格化
3-11 貸金業法…メガバンクの収益減に波及
3-12 割賦販売法…割販業登録を回避した銀行も
コラム 銀行主導?の「貯蓄から投資」

第4章 銀行業界の問題点

4-1 財務強化に追われる大手銀行グループ
4-2 アジア進出強化は奏功するか
4-3 増えるネットバンキング不正取引(三菱UFJFG①)
4-4 「選ばれる」を目指す(三菱UFJFG②)
4-5 必然の“ワンバンクみずほ”(みずほFG①)
4-6 統合システム稼働延期(みずほFG②)
4-7 国内営業体制を大幅見直し(三井住友FG①)
4-8 外銀信託買収で「銀証信」(三井住友FG②)
4-9 公的資金を実質完済(りそなHD)
4-10 多角化路線変わらず (三井住友トラストHD)
4-11 公的資金、いつ返す?(新生銀行・あおぞら銀行)
4-12 ビジネスマッチングは成功しているか(地銀)
4-13 再編統合の草刈場になる?(第二地銀)
4-14 信金の専売特許「地域密着」
4-15 ライバルの構図が浮き彫りの「新銀行」
4-16 肥大化反対の陰ですり寄る民業(ゆうちょ銀行)
4-17 民営化は先送りへ(政府系金融機関)
コラム みずほに期待する「グッドニュース」

第5章 銀行業界の最新動向

5-1 女性行員の登用相次ぐ
5-2 誕生するか? 「首都圏銀行」
5-3 スマホで実現した「お手軽取引」
5-4 振込時間を延長へ
5-5 イスラム金融始まる
5-6 利用低調な電子債権
5-7 デビットカード、銀行で導入広がる
5-8 SE不足で大規模システム更改に懸念
5-9 地銀と信託の異業態提携
5-10 投信・生保、銀行窓販活発
5-11 シティバンク、リテールに終止符
5-12 東京スター銀行、中国マネーが買収
5-13 反社データベース構築遅れる
5-14 銀行を悩ます高齢者取引ルール
5-15 自己資本の充実目指す「新々BIS規制」
5-16 銀行で増加「成年後見制度取り次ぎサービス」
5-17 保育所設置で働き甲斐
5-18 ベテラン健在。六〇歳支店長
5-19 地域銀行のシステムでベンダーが争奪戦
コラム 銀行のITリテラシー

第6章 銀行業界の将来動向

6-1 子どもをダシにするNISA改正
6-2 りそなHDが大型地域再編のカギ握る
6-3 預金保険料、下がれば利用者還元
6-4 クラウドファンディングは育つか?
6-5 マイナンバー制度と預金口座
6-6 どこへ行く、銀証信
コラム 欧米並み、ということ