本 - 機械業界の動向とカラクリがよ~くわかる本

目次

第1章 機械業界の全容(仕組みと特徴)

1-1 機械業界とは何か① : 経済の発展に重要な役割
1-2 機械業界とは何か② : 景気動向に影響を持つ
1-3 機械業界とは何か③ : 大きく四つに分類される
1-4 機械業界とは何か④ : 数多い関連団体
1-5 機械業界の特徴① : 企業数、就業者数で他を圧倒
1-6 機械業界の特徴② : 設備投資の動向に左右される
1-7 機械業界の特徴③ : 労働集約型の高付加価値産業
1-8 一三・五兆円の市場規模
1-9 機械業界の変遷① : 機械工業の黎明期
1-10 機械業界の変遷② : 戦力増強の三〇年代
1-11 機械業界の変遷③ : 復興へ歩む四〇年代
1-12 機械業界の変遷④ : 生産急増の五〇年代
1-13 機械業界の変遷⑤ : 高度成長期
1-14 機械業界の変遷⑥ : 安定成長期
1-15 機械工業の標準化…国際規格に対応
1-16 機械業界の環境問題への取り組み
コラム 人質事件から4年、日揮アルジェリアで再び大型受注

第2章 工作機械・ロボット(業界の特徴と主要企業の動向)

2-1 金属加工を行う工作機械
2-2 二兆円に迫る市場規模
2-3 工作機械業界の変遷 世界市場へ飛躍
2-4 工作機械業界・主要企業の動向① : 「IoT」化で進化するシステム
2-5 工作機械業界・主要企業の動向② : NC旋盤でシェアトップの最大手(ヤマザキマザック
2-6 工作機械業界・主要企業の動向③ : 欧州市場で強みを発揮(DMG森精機①)
2-7 工作機械業界・主要企業の動向④ : 世界四極生産体制を構築(DMG森精機②)
2-8 工作機械業界・主要企業の動向⑤ : 国内四位で先端技術志向が強い(牧野フライス製作所)
2-9 工作機械業界・主要企業の動向⑥ : 海外市場の開拓に積極姿勢(ツガミ)
2-10 工作機械業界・主要企業の動向⑦ : 航空機関連向けに強みを発揮(オークマ
2-11 工作機械業界・主要企業の動向⑧ : 大型工作機械が得意(東芝機械)
2-12 工作機械業界・主要企業の動向⑨ : トヨタ自動車系で新興国に攻勢(ジェイテクト
2-13 工作機械業界・主要企業の動向⑩ : 板金加工機で国内トップ(アマダホールディングス)
2-14 ロボットとは何か① : カレル・チャペックの戯曲が語源
2-15 ロボットとは何か② : 製造現場で普及する産業用
2-16 ロボットとは何か③ : 世界の二割は日本で稼働
2-17 ロボットとは何か④ : サービスロボットも日本が優位に
2-18 ロボット産業の特徴と市場規模① : 六〇〇〇億円に迫る産業用ロボット
2-19 ロボット産業の特徴と市場規模② : 実用化が進むサービスロボット
2-20 ロボット業界の変遷① : 飛躍的に進展の産業用ロボット
2-21 ロボット業界の変遷② : 課題も多いサービスロボット
2-22 ロボット業界の最新動向 : 「協調型」が増え、「家庭用」が拡大へ
2-23 ロボット業界・主要企業の動向① : 産業用の累積台数で世界首位(安川電機①)
2-24 ロボット業界・主要企業の動向② : 医療・福祉分野へ展開(安川電機②)
2-25 ロボット業界・主要企業の動向③ : サービス分野でも新市場を開拓(パナソニック
2-26 ロボット業界・主要企業の動向④ : わが国初の産業用を開発した草分け(川崎重工業
2-27 ロボット業界・主要企業の動向⑤ : 高収益、無借金経営で存在感(ファナック①)
2-28 ロボット業界・主要企業の動向⑥ : 世界シェアトップの多関節ロボット(ファナック②)
2-29 ロボット業界・主要企業の動向⑦ : 事業の柱をロボットに転換へ(不二越
コラム IoTの″夜明け″を鮮明にした工作機械見本市

第3章 建設機械・プラント(業界の特徴と主要企業の動向)

3-1 油圧ショベルが代表の建設機械
3-2 建設機械は三兆円の市場規模
3-3 建設機械業界の変遷① : 国土の復興用が成長の契機
3-4 建設機械業界の変遷② : 技術も開発努力で発展
3-5 建設機械業界の最新動向 : ICTやMG技術の活用が進む
3-6 建設機械業界・主要企業の動向① : 世界二位の建設機械メーカー(コマツ①)
3-7 建設機械業界・主要企業の動向② : 海外強化で売上高比率は八割に迫る(コマツ②)
3-8 建設機械業界・主要企業の動向③ : 中計で三つの経営戦略を始動(コマツ③)
3-9 建設機械業界・主要企業の動向④ : ″ビッグスリー″の一角に成長(日立建機
3-10 建設機械業界・主要企業の動向⑤ : 油圧ショベルのシェア三位で存在感(コベルコ建機)
3-11 建設機械業界・主要企業の動向⑥ : 米キャタピラー社グループで成長(キャタピラージャパン
3-12 建設機械業界・主要企業の動向⑦ : 中国・東南アジア市場で攻勢(住友建機
3-13 建設機械業界・主要企業の動向⑧ : 建設用クレーンの最大手(タダノ)
3-14 エンジ機能を持つプラント業界
3-15 プラント業界の市場規模と最新動向① : AI活用などの取り組みも
3-16 プラント業界の市場規模と最新動向② : 海外各地で石油などプラント建設(日揮①)
3-17 プラント業界の市場規模と最新動向③ : 事業領域の拡大にも積極的姿勢(日揮②)
3-18 プラント業界の市場規模と最新動向④ : 三菱系総合エンジニアリング会社(千代田化工建設
3-19 プラント業界の市場規模と最新動向⑤ : 石油・石化プラント工事に強み(東洋エンジニアリング
コラム 対人地雷除去機による人道支援活動への取り組み

第4章 精密機器(業界の特徴と主要企業の動向)

4-1 光学機器が中心の精密機器
4-2 事業所数は七〇〇〇社で七兆円規模
4-3 精密機器業界の変遷
4-4 市場縮小を続けるデジカメ市場
4-5 カメラから複合機へ展開の国際企業(キヤノン①)
4-6 医療機器事業を本格展開へ(キヤノン②)
4-7 ヘルスケア分野など拡大へ(富士フイルムホールディングス
4-8 複写機など事務機で国内首位級(リコー)
4-9 インクジェットプリンタで成長(セイコーエプソン
4-10 医療分野の成長を加速(オリンパス
4-11 一眼レフカメラ、露光装置で世界に躍進(ニコン
4-12 MFPの中堅でカラー機に強み(コニカミノルタ
コラム 取引先も含めて環境経営に取り組む精密機器メーカー

第5章 重機械、農業・縫製・食品・印刷産業機械(業界の特徴と主要企業の動向)

5-1 造船から陸上がりで産業機械に発展
5-2 総合重機の最大手として成長(三菱重工業
5-3 事業の「選択と集中」を推進(IHI
5-4 環境・プラントから精密機器に多様化(日立造船
5-5 減・変速機が強みで精密機械など強化(住友重機械工業
5-6 船舶用エンジンで国内トップ(三井造船
5-7 農業機械業界の概要と特徴農業の近代化実現に貢献
5-8 トラクタなど農業機械で国内トップ(クボタ)
5-9 縫製機械業界の概要と特徴市場規模は縮小傾向に
5-10 工業用ミシンで世界トップを誇る(JUKI
5-11 食品機械業界の概要と特徴多くの中小企業群で構成
5-12 食品加工機械首位で海外にも展開(レオン自動機)
5-13 印刷産業機械業界の概要と特徴多彩な製品群と企業で構成
5-14 印刷機事業で国内首位(小森コーポレーション
コラム 家庭菜園向け「ミニ耕うん機」が人気

第6章 業界の今後のキーポイント(課題と展望)

6-1 共通の課題は人材確保と育成
6-2 環境配慮への積極的な取り組み
6-3 IoT時代の「ロボット新戦略」
6-4 「ロボット派遣」ビジネスへの期待
6-5 有力機械メーカーのM&Aが活発化
コラム ファナックの平均年収が突出